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向陽台総合学院

令和6年度向陽台総合学院の事業報告です

令和6年度向陽台総合学院の事業報告です


向陽台総合学院 令和6年度事業報告 

学院長 前田 卓也

(1)はじめに

本学院は、令和3年1月14日に三重県松阪市と向陽台高校が結んだ連携・協力協定に基づき令和3年4月に開設した学校です。

令和6年度は1年生8名、2年生9名(うち休学生1名)、3年生6名の計23名の生徒と教員及び講師11名が集いスタートしました。

本学院では、普通教科の授業はもちろんですが、Eスポーツなどサイバー空間を活用した学びやロボットなどの制作・ドローンを使った映像つくりなどのフィジカル空間での学びや体験を通じたさまざまな出会いの中で、それぞれが学びの糸口を見つけるための講座及び卒業後の生徒たちが活き活きと社会を生き抜けるよう生徒それぞれの習熟段階に合わせた個別指導学習、進路に合わせた個別学習を用意しています。

「希望・憧れを抱き、学びの喜び、感動を生徒のみんなと共に培っていきたい」

「一人ひとりをみつめ、5つの道標を目指して伴走したい」

そんな思いです。

 また、松阪市との教育協定を締結して4年が経過しましたが、松阪市市長には毎年入学式に参列いただき、松阪市のみなさまには日々温かいご支援ご協力を賜っています。

「そんな環境の中で教育活動に勤しめる日々に感謝」

「教員には誠実に伸び伸びと」

  そんな思いです。

  「できていないこと」「やらなければならないこと」が、まだまだ沢山ある学校です。

  しかし、「できていないこと」「やらなければならないこと」をしっかりとわかっている学校です。

  令和7年度も、「できていないこと」「やらなければならないこと」に真正面から立ち向かい「進化・深化・真価」へと努めていきます。

(2)スクールポリシーとその対応及び課題

 <対 応> 中学生及びその保護者、中学校先生に学校の姿を直に感じてもらう!

  1. 情報発信コンテンツ「向陽台森のひろば」に毎月の「1年生学年だより」を掲載発信

  2. 松阪市教育委員会教育支援センター「鈴の森教室」での体験授業等を実施

 17月17日 松阪教育支援センター保護者の会デスカッション

 10月17日 松阪市教育支援センター鈴の森教室 日本文化論体験授業(オンライン)

 10月24日 松阪市教育支援センター鈴の森教室 ドローン演習体験授業

  1. 入学希望者及びその保護者への個別学校説明及び授業見学の実施

  2. 作文及び面談による入学試験 ⇨ 令和7年度生10名

 <課 題> アドミッションポリシーに掲げるイメージの生徒と一人でも多く出会いたい!

  1. 令和7年度より教育活動スペースが115㎡より約230㎡とすることができ、生徒たちの居場所を拡張することができました。

  2. この拡張スペースを利用して、生徒たちの成長過程の中で個性に応じた学習スタイルを提供し、卒業時には集団の中で、その個性を発揮できる生徒へ成長していくことを目標にサポートをいかにしていくか、模索していきます。

  3. 本校の教育実践を様々な方にご覧いただき、ご意見を真摯に受けとめ、検討していきます。

<対 応> 「できること」「わかること」が一つひとつ増えていく喜びを感じて欲しい!

  1. 補習授業時間数を適宜用意し、一人も取り残さない学習を目指した。

  2. 「英語検定」「時事検定」「情報処理能力検定」「漢字検定」「大学模擬試験」等一定の負荷をかけながら個人の興味・習熟度を引き出し、自ら積極的に取り組んでもらえるよう努めた。

【各種検定試験実績】


漢字検定

文書処理検定

表計算検定

英語検定

時事検定

1年生(8名)

5級4名

4級6名

4級6名

2年生(8名)

準2級1名

4級4名

4級2名

3級2名

2級1名

3級1名

3年生(5名)

2級1名

2級1名


4級1名

  


【大学進学実績】

    皇學館大学、名古屋経済大学、日本福祉大学(通信部)、四日市大学

  1. 松阪市周辺遺跡探究(歴史総合)春日保育園での保育体験(ビジネス基礎の授業)、竹ギャラリー工房でのものつくり体験(卒業記念品の製作)、櫛田川周辺でのドローン校外演習(ドローン演習の授業)など知識を活かし、その成果を感じてもらえるよう努めた。

 <課 題> 「習得」「活用」「探求」による学習プロセスの楽しさをもっともっと知ってほしい!

     ~ 「習得」「活用」「探求」そんな思考へ導く多様な学習プログラム・科目の数 ~

<対 応>

  1. 3年生「ドローン演習」「情報処理」の授業にて卒業記念映像の企画・製作を行い、保護者へ披露した。

  2. 「第4回まつさか香肌峡サイクリング大会」運営スタッフとして教員が参加

 <課 題> 失敗を恐れずチャレンジを!

    ~ 保護者に理解を、そして生徒たちに参加したいという気持ちを、そんな仕掛け作り ~


以 上


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