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向陽台総合学院

向陽台総合学院2年生1学期終業式「華やいだ気持ちで!」

向陽台総合学院2年生1学期終業式「華やいだ気持ちで!」

昨年の1学期に蝉の鳴き声が心地良く聞こえるか、うるさいと思うか、はそれぞれの心持ち次第というお話をし、自分の気持ち次第で見

2学期には「道」という詩を紹介して、自分が歩いている道は、自分だけしか歩めない天から与えられた大切な道だよ、という話をしました。

そして、今年の初めに「去年今年貫く棒の如きもの」という短歌を紹介し、自分が歩んできた過去は、生んでくれた父母、そしてその父母を生んでくれたおじいさんおばあさん、何万年、何百万円、何億年も前から自分へと連なっている。壮大な物語の中で生かされているんだよ、という話をしました。

学年末にまとめとして、生きているということは、自然や人とかかわりながら、自分の心持で自分の物語を作っていくということ、壮大な物語の中で生かされている自分を感じつつ、素晴らしい自分の物語を創造していってください。そんなお願いをしました。

さて、私は家の庭で少しですが、草花を育てています。

綺麗な花が咲くと嬉しく、心がまさしく華やぎます。

綺麗に花を咲かせてもらうには適度に日当たりの良い場所に植え、適切な時に適度の水・肥料を与え、適度に間引きをしなければなりません。

適切な時期に適切な量の栄養を与えると言うことです。

適切というのは、その草花一つひとつの状態をしっかり見なければわかりません。

状態を見るというのは、健康状態はもちろんですが、どこに花を咲かせるのが良いか、を想像して、どのようにすれば、想像したように花が咲くか、考えることです。

今、自分はどんな花を咲かせたいか、

咲かせるにはどのようにすればよいのか、

その花を咲かせるには、何が足りないのか、

しっかりと自分の状態を見つめなければなりません。。

向陽台というこの場所で、縁あって皆さんとせっかく巡り逢えたのだからみんなにはこころ華やぐ気持ちで歩んで行って欲しい。

でも、先生は問いかける事しかできない。

願うことしかできない。

君たちの物語を作るのは、君たち自身だから。

君たちににしか歩めない道だから

厳しい暑い日が続きいてますが、それぞれにとって充実した夏季休暇となることを願っています。

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