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向陽台総合学院

三重県松阪市向陽台総合学院1年生終業式

三重県松阪市向陽台総合学院1年生終業式

先週末1年生の2学期終業式を行いました。

一人ひとりの個別終業式

話の骨子は以下の内容ですが

表情、反応を観ながら

言葉、表現、トーン、話す速度を変えながら

伝えました。


〈終業式話の骨子〉

1年の終わりは12月31日、「大晦日」です。

大晦日の「みそか」は本来「三十日」と書き、月の三十番目の日です。

150年前の明治6年(1873年)までは月の満ち欠けをもとに、季節をあらわす太陽の動きを加味して作られた「太陰太陽暦」というカレンダーが使われていました。

十五日に満月となり、月末になると月が見えなくなってしまうため、月隠(つきごもり)が訛ったものです。

一年の最後のことを「みそか」に「おお」つけて「おおみそか」「おおつごもり」というようになったのです。

その習慣が今のカレンダーでも残されて12月31日を大晦日と呼んでいます。

大晦日の夜、お寺で除夜の鐘がつかれます。「除」には古いものを捨て新しいものを迎える意味があります。

新たな思いで新年を迎えるために、今年一年の自分の行いを改めて振り返り、至らなさや愚かさをしみじみ反省しながら除夜の鐘と共に洗い流すということです。

高校という新たな環境を歩むにあたり、「この1年間で頑張りたい、してみたいことは?」ということで作文を書いてもらいました。

頑張りたいこと、頑張れましたか? してみたいこと、やってますか?

それとも、高校生活の中で、「頑張りたいこと」「してみたいこと」変わりましたか?

変わったのであれば、なぜ、変わったのかな?

そんなことを振り返り、至らなかったな、と思うところは除夜の鐘とともに洗い流し、よかったなあ、と思うところはその歩みをさらに進め、新たな年を迎えて欲しいです。

高校生活はそれぞれが社会へ出て「豊かな充実した人生に向かって」歩むための基礎を作りの場です。学習を通じ、自分の将来像を描き、それに近づけていく努力をする場所です。

ぜひ、除夜の鐘をききながら1年を振り返り、新たな気持ちで新年を迎えてください。

最後にもしも、不安な気持ちになったり、なんだかわからない気持ちになったり、その気持ちを必ず、先生の誰かに言ってくれるといいなあ、と思います。

先生方との出会いも大切にしてもらうと嬉しいな


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