25日は2年生の個別終業式を行いました。
3年生は26日に
もちろん、それぞれの生徒に応じた言葉、表現、声のトーンで
前段は1年生と同様に大晦日と除夜の鐘の話
後半は以下の内容で
〈2年生〉
1学期終業式と2学期の始業式では「自分はどのような花を咲かせたいか、そのような花を咲かせるには何が足りないか、足りないところをどのように補うか、を考え高校生活後半戦を確かな足取りで進めるようしっかり準備してください。」と先生から申し上げました。
また、来年は成人年齢に達する年です。具体的には選挙権が与えられ、契約も自分でできるようになります。
自分の行動が、そのまま跳ね返ってくるということです。
行動の結果を絶えず創造しなければならないということです。
以前、「高校卒業後の進路はどう考えていますか」というテーマで作文を書いてもらいましたが、高校を卒業した後の自分を創造し、そのためには来年1年間をどのように過ごすか、をしっかり見つめ、行動しなければならない年となります
今、申し上げたことを噛みしめ、今年を振り返り、しみじみと反省し、除夜の鐘とともに洗い流し、新たな思いで新年を迎えて欲しいと思います。
最後にもしも、不安な気持ちになったならその気持ちを必ず、先生の誰かに言ってくれるといいなあ、と思います。
〈3年生〉
今から読み上げる詩を噛みしめながら、今年1年を振り返り、新たな年を迎えて欲しいと思います。
『自分の感受性くらい』 茨木のり子
ぱさぱさに乾いてゆく心を
ひとのせいにはするな
みずから水やりを怠っておいて
気難しくなってきたのを
友人のせいにはするな
しなやかさを失ったのはどちらなのか
苛立つのを
近親のせいにはするな
なにもかも下手だったのはわたくし
初心消えかかるのを
暮らしのせいにはするな
そもそもが ひよわな志にすぎなかった
駄目なことの一切を
時代のせいにはするな
わずかに光る尊厳の放棄
自分の感受性くらい
自分で守れ
ばかものよ
https://koyodai-apuri.info/News/index/1/2